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Gajebaseニュース

今週のガジェットと、技術の進歩。

読了目安:約10〜12分 / 11月1日時点の情報を振り返ります

今週のニュース

01 / MacBook Pro

MacBook Proに、触れる画面。

米国10月28日発表 / 日本は10月29日予約開始 / 11月6日発売予定

PROLED XDRディスプレイを搭載したMacBook Pro
PROLED XDRディスプレイ搭載MacBook Pro。画像:Apple / Apple Newsroom

Appleが、タッチ操作に対応したMacBook Proを発表しました。14インチと16インチに、2層の発光層を使うタンデムOLED方式の「PROLED XDRディスプレイ」を搭載。画面の上で写真をピンチして拡大したり、3Dモデルを操作したりできるようになります。

今回の上位モデルが積むのはM5 ProまたはM5 Maxです。同じ週に発表されたM6搭載の14インチモデルとは別製品なので、「M6のMacBook Proを買えばタッチ対応」とは考えないほうがよさそうです。

日本では10月29日に予約が始まり、11月6日に発売予定。M5 Pro搭載モデルの通常価格は、14インチが499,800円(税込)から、16インチが599,800円(税込)からです。学生・教職員価格や上位構成の価格とは区別して見てください。

画面のよさと、操作のよさを分けて考える。

OLEDの黒の表現と、画面に触れて操作できることは、別々の変化です。映像を見るために画面を選ぶ人と、写真の位置や大きさを直接調整したい人では、うれしい点が違います。OLEDとMini LEDの違いは、モニター選びの基礎ガイドで図とともに確認できます。

タッチ対応が、自分の作業でマウスやトラックパッドより使いやすいかは、まだ実機で確かめたいところです。アプリごとの対応や操作の相性もあるため、従来の操作が不要になる、とまでは言い切れません。

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02 / instax mini Evo 2

撮る前の5秒も、思い出に。

10月27日発表 / 日本は11月27日発売予定 / オープン価格

シルバーとブラックのinstax mini Evo 2の正面
instax mini Evo 2の正面。画像:富士フイルム株式会社 / メーカー提供の報道素材

富士フイルムの「instax mini Evo 2」は、撮った写真を選んでプリントできるハイブリッドインスタントカメラです。新しく4.5インチのタッチパネル式モニターを搭載し、設定変更や撮影画像の閲覧を指で操作できるようになります。

気になるのは、「instax Immersive Movie」という機能。シャッターを切るまでの5秒間を、短い動画として残せます。写真の直前に笑い合った様子や、構図が決まるまでの動きも、一枚と一緒に振り返れる仕組みです。

日本での発売予定日は11月27日。価格はオープン価格で、メーカー希望小売価格を固定した発表ではありません。10種類ずつのレンズ・フィルムエフェクトを組み合わせる100通りの表現も引き継ぎ、一部の効果が刷新されます。

高画質とスマホ転送には、条件があります。

最大13メガピクセルで記録するにはmicroSDカードを使い、プリント範囲の周囲まで表示する「instax Expanded View」をオフにする必要があります。「いつでも13メガピクセル」と受け取らないようにしたい点です。

専用アプリへの画像・動画の転送は、カメラでプリントした後に行う仕様です。スマホへ全データをすぐ移すデジタルカメラとして考えると、用途に合わない可能性があります。アプリはAndroid・iPhoneに対応します。

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03 / Firefox 159

開いたタブを、まとめて送る。

10月27日提供開始 / デスクトップ版 / 一部の機能は段階的提供

Firefoxブラウザの公式ロゴ
Firefoxブラウザの公式ロゴ。画像:Mozilla / Firefox 159の公式情報。FirefoxはMozilla Foundationの商標です。

Firefox 159では、macOSの共有操作に、OS標準の共有画面が使われるようになりました。AirDropやメッセージなどへ送るときにページのプレビューが表示され、複数のタブを選んでまとめて共有することもできます。

調べ物の途中で見つけたページを、スマホで読み直したり、同僚にいくつかまとめて渡したりする。そんな小さな受け渡しに関わる更新です。これはmacOS向けの変更で、Windowsの共有画面まで同じになるわけではありません。

探しているのは、検索結果より開いたタブかも。

開いているタブを検索するショートカットも追加されました。Windows・LinuxはCtrl+Shift+A、MacはCommand+Shift+A。調べ物で増えたタブの中から、もう一度読みたいページを探す場面で試せます。

従来この組み合わせを使っていた拡張機能・テーマの画面は、Windows・LinuxでCtrl+Shift+F、MacでCommand+Shift+Eに変わります。手が覚えた操作と違ったときは、故障と考える前にこの変更を確認するとよさそうです。

Smart Windowには、ページの値下げや再入荷などを監視する機能も加わります。ただし、これは段階的な提供です。日本語・国内向けの利用条件は今回の資料では確認できず、159へ更新すれば全員がすぐ使える機能としては扱いません。

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04 / XREAL AURA

作業する画面を、持ち歩けたら。

米国10月28日発表 / 日本の注文は11月2日開始予定 / 出荷は11月中旬からの予定

XREAL AURAを装着した人物と製品名を示すメーカー公開画像
XREAL AURAのメーカー公開画像。画像内は10月8日発表の国内通常価格で、発売記念価格とは別です。画像:XREAL株式会社 / メーカー提供の報道素材

XREALとGoogleが、Android XRを搭載する有線XRグラス「XREAL AURA」の発売に向けた詳細を発表しました。透明なレンズ越しに周囲を見ながら、視界に複数のアプリや画面を並べる製品です。

たとえば、ホテルの小さな机で資料とブラウザを見比べる。メーカーが示す使い方では、Bluetoothのキーボードやマウスも組み合わせられます。映像出力に対応するUSB-C接続でノートPCの画面を取り込む「Wired Mirroring」も用意されます。

約95gは、システム全体の重さではありません。

グラス本体は約95gですが、計算処理とバッテリーを担う265gの別体ユニットをケーブルで接続します。ポケットや机に置く機器も一緒に持ち歩く構成です。顔に載る重さと、荷物全体の重さは分けて考えたいところです。

Googleの案内では、日本の注文開始は11月2日、出荷は11月中旬からの予定。メーカーの英文発表には日本も含め当日注文可能と読める記述があるため、国内の実際の受付日は日本向け販売案内でも確認が必要です。発売記念価格の1,099米ドルからは年末までの米ドル表記で、日本の税込販売価格を示す数字ではありません。

利用対象は18歳以上で、対応アカウントの設定も必要です。日本語で使いたいアプリやGeminiの対応範囲まで、すべて国内向けに確認できたわけではありません。細かな文字の見やすさ、掛け心地、電池持ちも、実機で確かめたい部分です。本体と別体ユニットの仕様は、XREAL公式の製品情報で確認できます。

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05 / Battery manufacturing

電池をつくる時間を、中から見直す。

10月28日大学発表・論文公開 / 研究成果・企業施設で試験 / 国内導入は未定

充放電、内部状態の観察、工程調整という研究の考え方を示す説明図
ガジェベース作成の説明図。実験装置・測定データの再現ではありません。コーネル大学の研究発表に基づく

米コーネル大学と電池企業C4Vの研究チームが、リチウムイオン電池の製造に必要な「化成工程」を短くする手法を発表しました。大学発表と研究論文の公開は、ともに10月28日です。

化成工程は、つくった電池を初めて充放電し、内部の保護層を整える工程です。完成後の電池を安定して使ううえで大切ですが、工場では時間も場所も必要になります。今回の研究は、その途中に何が起きているかを測り、進め方を見直すものです。

ただ急ぐのではなく、膜が育つ様子を見ながら。

チームは光を使う分析と電気抵抗の測定を組み合わせ、保護層の変化をリアルタイムで観察しました。その結果を、充電はゆっくり進め、放電側を速める2種類の工程に反映。C4Vの施設での試験では、従来工程と同程度の性能を保ちつつ、化成時間を最大約60%短縮したと報告しています。

短くするのは工場で行う初回の調整時間で、購入後の充電時間を60%短くするという意味ではありません。また、この結果がすべての電池材料や工場で再現するとは限りません。日本での導入時期、採用製品や製品価格は発表されていません。

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06 / Space engineering

宇宙の電源も、更新して育てる。

米国10月29日実施 / 日本時間10月30日完了報告 / ISSの実運用設備

ロボットアームを足場にISSの太陽電池パネル設置へ向かうアニル・メノン宇宙飛行士
10月29日の船外活動。Canadarm2を足場に太陽電池パネルの設置へ向かう様子。画像:NASA+ / NASAの活動報告

国際宇宙ステーション(ISS)で、7基目の巻き取り式太陽電池パネル「iROSA」の設置・展開が完了しました。NASAのアニル・メノン宇宙飛行士とカナダ宇宙庁のジョシュア・クートリック宇宙飛行士による、10月29日の船外活動です。

作業時間は7時間11分。NASAは、ステーションの電力系統へ新しいパネルを取り付けて展開したと報告しています。クートリック飛行士にとって初めての船外活動で、ロボットアームのCanadarm2も作業を支えました。

増える電力は、宇宙での仕事を支える。

iROSAは、巻いた状態で運び、設置先で広げる太陽電池パネルです。今回の追加電力は研究や重要な運用を支え、将来の安全で制御された軌道離脱にも使われる計画です。宇宙で使い続ける設備にも、電源を更新する仕事があります。

11月1日時点では、8基目となる最後の設置作業が11月5日に予定されています。8基をそろえた増強全体で、利用可能な電力を最大30%増やす計画です。今回の7基目だけで30%増えた、あるいは8基すべての設置が終わった、という報告ではありません。

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