【2025年版】価格別おすすめゲーミングPC構成ガイド|15万〜30万円台+自作パーツリスト

ゲーミングPC

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最近では、FPSやMMORPG、クリエイティブ作業など、ゲーミングPCを必要とするシーンが急増しています。そんな中で「どのゲーミングPCを選べばいいかわからない」「予算内でどのくらいのスペックが手に入るのか知りたい」と迷う方も多いのではないでしょうか?

この記事では、「15万円」「20万円」「25万円」「30万円」の価格帯別に、自作パーツ構成を中心に紹介していきます。初心者の方でも安心して構築できるよう、互換性に配慮した構成例を掲載しています。

各パーツには参考リンクを掲載しているため、詳細をチェックしながら自分に合った製品を選ぶことが可能です。「どれを選べばいいのかわからない」という方は、この記事内で紹介している構成をそのまま揃えれば問題なく動作するようになっていますので、安心して参考にしてください。

後半では「やっぱり自作はハードルが高そう…」という方向けに、おすすめできるBTOパソコンのリンクも紹介しますので、自分に合ったスタイルで最高のゲーミング環境を手に入れてください。

💡 パソコン選びの前提知識

ゲーミングPC選びでは、CPUやGPU(グラフィックボード)などのパーツ選定が性能と予算を大きく左右します。以下は、2025年現在の市場トレンドを踏まえた、選び方の目安です。

CPUの選び方(2025年時点のトレンド)

メーカー特徴おすすめポイント
Intelコア数重視の設計でハイパフォーマンス。特にCore i5〜i7シリーズは人気。コスパが高く、ゲーム用途では優れた選択肢。最新世代は対応マザーボードに注意。
AMD Ryzenマルチスレッド性能に優れ、動画編集や配信にも強い。クリエイティブ用途とゲームのバランスに優れる。省電力性にも強み。

Intelは第14世代の一部モデルにおいて、発熱や高負荷時の不安定さが報告されています。Ryzenは全体的に安定志向で、長時間の使用や配信にも適しています。以前は安心のintel、価格のRyzenといった印象でしたが、現在はその印象が逆転しているように感じます。

GPUの選び方(2025年時点のトレンド)

メーカー特徴おすすめポイント
AMD Radeonコストパフォーマンスに優れ、特にRX 9000番台が注目。1440pまでのゲームに適し、価格を抑えたい人におすすめ。
NVIDIA GeForceDLSSやレイトレーシング対応、ソフト面の充実度が高い。ハイエンドゲーミングやVR用途に最適。RTX 4070〜5090のハイエンド帯が主力。

最近のNVIDIA RTX 5000番台は価格の割に性能向上が限定的との声もあり、特にコスパ重視層にはRTX 4070Tiや4060Tiが引き続き人気です。一方で、AMDは同価格帯でより高いVRAM容量を搭載していることが多く、映像編集などにも向いており、最新世代のRX9000番台は高いコストパフォーマンスをもつことから注目されています。しかし、性能ではNVIDIAのRTX5090が頭一つ抜けており、本当のハイエンドPCを組みたいならNVIDIA一択といった状況です。ちなみに、IntelもGPUを出していますが、現時点ではゲーミング用途にはあまり向いていないため、この記事ではおすすめしていません。

🔍 BTOと自作、どっちがいい?それぞれのメリット・デメリットを比較!

✅ BTOパソコン(完成品)のメリット・デメリット

  • メリット:組み立て不要ですぐ使える、パーツの相性保証付き、保証やサポートが充実
  • デメリット:自作に比べて価格が割高になりやすい、パーツの選択肢が限られる

✅ 自作PCのメリット・デメリット

  • メリット:コストパフォーマンスに優れ、自分好みにカスタマイズ可能
  • デメリット:組み立ての手間がかかる、パーツの互換性や電源容量などに注意が必要、トラブル時は自己解決が基本

自作初心者の方でも、構成例をベースにすれば、互換性や性能面での心配を最小限に抑えながら、理想の1台を組み上げることができます。

それでは、さっそく価格帯別におすすめの自作構成から見ていきましょう!

製品名をクリックすると、各おすすめ商品の詳細ページに移動します。気になるものがあったら、ぜひチェックしてみてくださいね。※価格はすべて2025年5月時点の目安です。時期や販売状況によって前後する可能性があるため、最新の情報をご確認ください。

15万円で組むゲーミング自作PC構成(2025年版)

まずはエントリー向けの構成です。フルHD解像度での軽めのゲーム(Apex、Valorant、Minecraftなど)であれば、快適に動作します。

パーツ製品価格目安
CPUAMD Ryzen 5 5700X約26,000円
GPURadeon RX 6600約35,000円
マザーボードB550チップセット搭載 MicroATX約11,000円
メモリDDR4 16GB (8GB×2)約6,000円
ストレージSSD 500GB約6,000円
電源650W 80PLUS Bronze約8,000円
ケースMicroATX対応ケース約5,000円
OSWindows 11 Home約16,000円

この構成なら、パーツ価格をしっかり抑えることで税込み15万円以内に収まります。

グラボにRadeon RX 6600を採用することで、1080p環境では十分なフレームレートが出せるほか、消費電力も控えめ。初心者にも扱いやすいバランス構成です。

20万円で組むゲーミング自作PC構成(2025年版)

1440p高設定や一部タイトルの4Kゲームにも挑戦できる構成。動画編集や配信など、ゲーム以外の用途にも対応できるスペックです。

パーツ製品価格目安
CPUAMD Ryzen 5 7600約35,000円
GPUGeForce RTX 5070約110,000円
マザーボードB650 チップセット搭載 MicroATX約12,000円
メモリDDR5 32GB (16GB×2)約12,000円
ストレージSSD 1TB(Gen4 NVMe)約10,000円
電源750W Bronze約9,000円
ケースMicroATX対応ケース約5,000円
OSWindows 11 Home約16,000円

RTX 5070は最新世代でありながら、省電力かつ高性能を両立したバランス型GPU。たいていのゲームが快適に動作します。重めのゲームも描画設定を変更すれば問題なく動作するでしょう。Ryzen 5 7600はマルチスレッドにも強く、動画編集や配信との相性も良好。メモリは32GBを採用し、ゲームと同時に配信や録画もストレスなくこなせます。

25万円で組むゲーミング自作PC構成(2025年版)

高リフレッシュレートの1440p環境や、設定次第では4Kゲームも快適に動作するハイスペック構成。配信や動画編集もストレスなく行えるバランス型です。

パーツ製品価格目安
CPUAMD Ryzen 7 7800X3D約65,000円
GPUGeForce RTX 5070約110,000円
マザーボードB650 チップセット搭載 MicroATX約12,000円
メモリDDR5 32GB (16GB×2)約12,000円
ストレージSSD 1TB(Gen4 NVMe)約10,000円
電源850W 80plus GOLD約15,000円
ケースMicroATX対応ケース約5,000円
OSWindows 11 Home約15,000円
CPUクーラー空冷クーラー約3,000円

20万円の構成からCPUと電源をアップグレートした構成です。Ryzen 7 7800X3Dはゲーム向けCPUとして非常に高評価で、3D V-Cache技術により多くのゲームで高フレームレートを実現。RTX 5070 と組み合わせることで、快適なWQHD〜4K環境を構築可能。電源は余裕のある850Wを採用し、将来的なアップグレードにも対応できる設計です。Ryzen 7 7800X3DにはCPUクーラーが付属しないので、忘れずに購入してください。

30万円で組むゲーミング自作PC構成(2025年版)

4K解像度やVR環境、AAAゲームを高設定で快適に楽しみたい方に向けたハイエンド構成です。配信やクリエイティブ用途も快適にこなせる1台に仕上がります。

パーツ製品価格目安
CPUAMD Ryzen 7 7800X3D約65,000円
GPURadeon RX 9070 XT約140,000円
マザーボードB650 チップセット搭載 ATX約24,000円
メモリDDR5 32GB (16GB×2)約14,000円
ストレージSSD 1TB(Gen4 NVMe)約10,000円
電源850W 80plus GOLD約15,000円
ケースATX対応ケース(高冷却・静音設計)約13,000円
OSWindows 11 Home約16,000円
CPUクーラー空冷クーラー約6,000円

RX 9070 は、4KゲーミングやVRコンテンツでも高フレームレートを叩き出すモンスター級のGPUです。CPUはRyzen 7 7800X3Dを引き続き採用し、ゲーミング性能とマルチタスク処理を両立します。予算も少し余裕をもって使用できるので、見た目にもこだわり、パーツを白色で統一し、流行りの白PCを組むことなども可能です。

自作PC よくある疑問(FAQ)

Q1. 自作PCって難しい?初心者でもできる?

A. 最近はパーツの互換性や組み立てのしやすさが向上しており、初心者でも十分挑戦できます。YouTubeやブログでの解説も充実しているので、基本を押さえれば問題ありません。

Q2. グラボ(GPU)って必須?

A. ゲームや動画編集、3Dモデリングをするなら必須です。一方、Web閲覧やOffice作業だけなら、CPU内蔵のグラフィックス機能でも問題ない場合が多いです。※ローエンドのCPUには内蔵グラフィックス機能がない場合があり、このCPUをグラボなしで使用すると、画面が写りませんので注意してください。

Q3. 電源ユニットはどれくらいの容量が必要?

A. ゲーミングPCなら最低でも650W〜750W程度が目安です。グラボやCPUが高性能になるほど消費電力も増えるため、将来の拡張も見越して余裕のある容量を選ぶのがおすすめです。※電源容量計算といったサイトがありますが、あれは過剰な容量をおすすめしてくることがほとんどです。基本的には採用するGPU(グラフィックボード)の製品ページに書いてある必要電源容量を目安に、余裕を持ちたいなら+100Wの電源を採用するとよいでしょう。

Q4. 初めて作るときに特に注意すべきことは?

A. 静電気対策、パーツの向きの確認、ケーブルの差し忘れに注意しましょう。特にCPUとマザーボードの取り付けは慎重に行ってください。

Q5. 例えば、同じ RTX 5070 なのに、ASUSやMSIなどいろんなブランドがあるのはなぜ?

A. NVIDIAやAMDはGPUの設計元で、ASUSやMSI、GIGABYTEなどはそれを基に製品化しているメーカーです。冷却性能・静音性・デザイン・サイズ・価格に違いがあり、ニーズに応じて選べるようになっています。性能に大きな差はありませんので、デザインや価格を目安に気に入ったものを選ぶとよいでしょう。

Q6. ゲーミングPCだけでゲームできるの?

A. PCにはノートPCとデスクトップPCの二つの種類があります。デスクトップPCの場合は「モニター・マウス・キーボード」などの周辺機器が別途必要です。

💻 自作はちょっと不安…という方に:BTOのおすすめモデル

「やっぱりパーツ選びや組み立ては不安」「トラブル対応が怖い…」という方には、BTOパソコンがおすすめです。完成品なので届いたらすぐに使えて、万が一のトラブルにもサポートがあるので安心です。

数あるBTOメーカーの中でも、特にmouseコンピューターの「NEXTGEAR」シリーズは、初めてのゲーミングPCとして非常にバランスが取れています。他メーカーとの明確な差別化ポイントも多く、下記にまとめます。

  • デザイン性:近未来的で洗練されたケースデザイン。LEDのアクセントもスタイリッシュ。他社のゲーミングブランドに比べてモダンで飽きのこない外観。
  • 価格帯:同スペック帯では他メーカーよりも手頃な価格設定が多く、コストパフォーマンスに優れる。特にキャンペーン時の値引きやポイント還元などが強力。
  • 冷却性能:標準装備でも十分な冷却能力を持ち、エアフロー設計も優秀。サードパーティの大型ファンを追加せずとも静音性と性能が両立されている。
  • サポート体制:国内生産・国内サポートで24時間365日対応可能。初心者でも安心できるチャット・電話サポート付き。
  • 拡張性と整備性:内部レイアウトも工夫されており、将来的なGPU交換やストレージ増設も容易。他社BTOでよくある電源容量不足やエアフロー問題も起こりにくい。

とくに、見た目と性能のバランスを重視したい方にとって、「NEXTGEAR」は非常に魅力的な選択肢です。他のBTOブランドと比べても、ユーザー目線の設計と使いやすさ、信頼できるサポート体制の厚さが際立っています。

「BTO=地味で性能だけ」という印象を持っている方にこそ、「NEXTGEAR」のデザイン性や実用性の高さを知ってもらいたいところ。ゲームだけでなく、動画編集や配信など幅広い用途に適しており、「とりあえずこれを選んでおけば安心」と思える完成度です。

NEXTGEAR公式サイトを見る

まとめ

この記事では、価格帯別の自作構成例と、自作が不安な方へのBTOおすすめを紹介しました。自作ならではの楽しみと拡張性がある一方で、BTOならではの安心感と手軽さもあります。あなたの用途やスキルに合わせて、理想のゲーミング環境をぜひ手に入れてください!

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